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IDAHO LEATHER lineup

IDAHO LEATHER

Royal Eubanks(ロイアル・ユーバンクス)の父、Marvin(マーヴィン)は、オレゴン・レザー社から革を仕入れ、ホルスター、ベルト、ライフルケースなどを造り始めました。彼が、トランクいっぱいに詰め込んだこれらの商品を手に、バスに乗って行商して歩いたのが1939年、アイダホ・レザーのルーツです。
この様に地味な営業によって確実に顧客を増やしていったマーヴィンは、自分の息子であるロイアルをビジネスパートナーとして迎え入れ、息子ロイアルが商品を造り、父マーヴィンがそれを売って歩く様になります。これがアイダホ・レザーの前身であるEubanks Leather(ユーバンクス・レザー)の始まりです。現在のアイダホ・レザーのオーナーであるBenton K. Wetzel(ベントン、通称ベン)の父、Bud(バド)が、ロイアルの下で働くようになったのもちょうどこの頃です。
ボイジーのダウンタウンにパイオニア・テント&アーニングという会社があり、テントや鞍を造っていましたが、当時需要の多かったホルスターに興味を持った同社が既に定評のあったユーバンクス・レザーを買い取ったのが1950年の事です。しかしながら、その後クオリティーが落ち、それまでの顧客からのクレームが次第に多くなっていきました。そこで、ロイアルとバドは、パイオニア・テント&アーニング社をやめ再度会社を造り直す事にしました。1954年、これがアイダホ・レザーです。
1955年予想もしなかったことが起こります。ロイアル・ユーバンクスの突然の死です。同年バドは、事業を始めるにあたりロイアルが買い揃えた機械などを、ミセス・ユーバンクス(メアリー)から買い取り、バド自身によって再度アイダホ・レザーをスタートさせます。現在のオーナーであるベンは14歳の頃から父バドの仕事を手伝い、地元の高校とジュニア・カレッジを卒業する間も父と仕事を共にしました。1969年ベンが30歳の時に父バドからアイダホ・レザーを買い取り、そのお金はバドの退職金になったそうです。現在、アイダホ・レザー社は、そのほとんどの工程を今だに手作業で行なっています。その為、おのずと生産量は限られ、値段も高くなってしまいますが、手作業でしか味わえない魅力は今も健在です。この様に昔ながらの製法により大切に造られる製品のクオリティーは、ラングリッツ・レザーズ社に採用されていることでも証明されています。ラングリッツ社が販売するレザーベルトや、サドルバッグ、ツールバッグなどは、ベンすなわちアイダホ・レザーが担当しています。
現在こうした職人気質の会社は日本同様、後継者不足に悩まされています。アイダホ・レザーも例外ではなく、少しでも長い間こうした良品が世に残る事を願いつつ、我々もアイダホ・レザーの素晴らしさを少しでも多くの方にご紹介したいと思っています。
創業当時と同じ場所で、同じ職人が、同じ素材を使い、同じ道具と工法で丹精込めて造るアメリカン・トラディショナルを是非ご堪能下さい。

Plain

IDAHO LEATHER(Plain)

高級サドルレザーを使用し、オーソドックスでさまざまなパンツに合わせやすく使い込み馴染むにつれて革本来の味が一番堪能できます。

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